薬飲み忘れ防止回路を作る。

電子回路作り

2025年7月6日(日)
自分は今、降圧剤、コレステロールを減らす薬、心臓の負担を減らす薬を20年近く
服用している。
この内、降圧剤(ベニジピン)は就寝前に飲むことになっているが、結構忘れることがある。

現在はこれを防ぐために食後に飲んでいる。
ここで最近正常な時間で飲むために22時に音声で呼び出す薬飲み忘れ防止回路を作ることにした。
この辺は今まで培ってきた知識で簡単に出来るだろう。
そんなに急がないで8月一杯で完成することを目標とする。

基本的に基板を作るわけにはいかないので、秋月電子などの通販で主な基板を購入して、これを
ユニバーサル基板に組み上げて仕上げていく。
最初はブレッドボードに組んで完成したらユニバーサル基板に組み上げていく。

取りあえず、以下の3種類は既に決めた。これで基本回路は決まった。
あとはPICのファームを組むだけである。
USB組み込みタイプのPICは初めてなので、ここが多少苦戦するかもしれないが
インターネットには情報がたくさん載っているので何とかなるであろう。

回路図もほぼ出来上がっている。

これから部品手配、ファーム作成の調査を行っていく。
順次公開していきたい。

7月12日(土)
PIC18F14K50基板でファームを組んでいたけど、テスト信号でRC0ビットのON/OFF確認を
したところ、1->0に落ちる動作がどうにもおかしい。ダラーと落ちてくる。
半日考えていたけど結局分からずじまいで中止した。
即気持ちを切り替えて手持ちのPIC18F26K22(28PIN)で行うことにした。
開発環境はMPLAB X IDE5.50から6.20にバージョンアップした。
こちらの開発環境ではMCC Melodyが使えるので初期化設定が非常に楽になることが分かったので。
気持ちを切り替えてヤルゾ!

7月30日(水)
PIC18F14K50基板でファームを作成していたが、どうしてもうまく動作しない。
緊急で手持ちにあったPIC18F26K22 CPUを使用して組むことにした。
ファーム作成中

9月3日(水)
今日は会社は休みなので一気に作り上げよう。出来上がった装置は下の写真
当初は9V電池でやろうと思ったがRS232C通信IC、音声合成モジュールが電流を食ってやめた。
外部ACアダプタを使用することにした。時計ICはリチウム電池を積んでいる。ISD1820モジュール基板の下に固定している。

薬飲み忘れ防止回路

構成としては
   「1」PIC CPU (PIC18F26K22)    左上の28PINIC
      全体制御をする。
   「2」RTC (AK-RX8900モジュール)  緑の裸基板モジュル
      リアルタイム時刻を保持
   「3」音声合成・再生モジュール(ISD1820)   
      ”薬飲みましたか~”と再生する基板
      赤ボタンを押しながら話すと録音できる。簡単に出来る。
   「4」RS232C通信IC(MAX232) 16ピンDIP IC
      時たま時刻設定に使う。
   「5」再生ストップボタン 左側のプッシュボタン
      時間が来たら50回繰り返すが、途中で止めたい場合に使用する。

構想から2か月近く掛かってしまった。週四日は会社に行っているのでなかなか進まなかった。
会社から帰ってきてからの作業は体力・気力的に持たない。
なかなか若い時のようには体が動かない。


今日から毎日22時にしゃべりだすので楽しみだ・・・・